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人里に現れる野生動物の捕獲、学会警告「軽装の警察官、自治体職員は危険」

(10月15日 東京新聞に掲載)

 愛知県新城市の山林でわなにかかった国の特別天然記念物ニホンカモシカを放そうとした男性(70)が、角で刺されて死亡した。全国的にクマの出没が多発しているが、耕作放棄地の増加で活動範囲を広げたイノシシなど、他の野生動物が人里に現れる事例も相次ぐ。専門家は「警察官や自治体職員による捕獲作業には危険が大きい」として、専門機関の設置などを訴える。(中山岳)

ニホンカモシカの角に刺されて

 新城市の事故は今月2日朝に起きた。市役所から約10キロ東の山林で、イノシシやニホンジカなどの有害鳥獣を捕獲する「くくりワナ」を仕掛けた男性が、カモシカが掛かっているのを発見。逃がそうと近づいたところ、角で左太もも近くを刺され、搬送先の病院で出血性ショックで死亡した。

 愛知県自然環境課の大橋博信担当課長は「カモシカが過去に人を襲ったケースは聞いたことがないが、角はとても鋭く、かなり怖い。大動脈がある太ももを刺されると、非常に危ない」と注意を呼びかける。

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人里に現れる野生動物の捕獲、学会警告「軽装の警察官、自治体職員は危険」

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