新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

相次ぐマスク着用「拒否」のトラブル 電車やバス、お店で拒んだらどうなるの?

(2020年9月16日東京新聞に掲載)

 旅客機の乗客が、新型コロナウイルス感染予防のためにマスク着用を求められたものの拒否し、あげく機内から退去させられるケースが相次ぐ。法的義務はないものの、マスク着用は今や、電車やバス、タクシーなどの乗り物、一般の店、学校などいたるところで求められるが、拒んだら最悪の場合、やはり退去となるのか。(佐藤直子)

旅客機が臨時着陸して乗客を降ろす

 旅客機の乗客が降ろされるトラブルは今月に入って2件続いた。1件目は7日、北海道の釧路空港から関西空港に向かうピーチ・アビエーション機内で発生。離陸前にマスクを着用していなかった男性乗客の周辺席にいた乗客から苦情が寄せられ、客室乗務員が男性にマスク着用を求めたが拒否。周辺の乗客が別の座席に移動して約45分遅れて離陸したが、男性が飛行中も大声を出したため、新潟空港に臨時着陸。機長判断で男性を降ろした。

 もう1件は12日。北海道の奥尻空港から函館空港に向かう北海道エアシステムの旅客機で起きた。離陸前にマスクを着けていない男性に客室乗務員が着用を求めたが拒まれ、男性が理由を説明することもなかったため、「機内の秩序を乱す行為」と機長が判断して男性を降ろした。

法的な根拠は?

 2件とも、飛行機の安全運航のため機長に強い権限を与えている航空法に基づく対応だ。ピーチの広報・サステナビリティ推進室の高津美奈課長代理は「航空法の適用はマスク着用の問題が発端だが、男性が大声を上げて通常業務に支障が出たことを、安全阻害行為とみなした」と話す。

 ただ、このコロナ禍では乗り物や店、学校などありとあらゆる場でマスク着用のお願いが出ている。究極的にはマスク非着用なら電車から降ろしたり、店から出て行ってもらうということもあるのか。

マスク

岐阜県高山市の「宮川朝市」の店先に掲げられた啓発ポスター。マスク着用は事実上の義務になりつつあるが…=高山市下三之町で

電車やバス、学校は?

 JR東日本広報部の担当者は「鉄道事業各社では感染対策に関する共通のガイドラインをまとめており、それに沿って対応している。マスク着用は利用者に協力をお願いするもの。着けていないからといって乗車を拒むものではない」と話す。日本バス協会の長谷川武彦・総務広報課課長も「利用客の着用は義務ではない」、コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンの広報担当者も「着用はお客への協力要請のみ」と話す。

この続きをみるには

この続き: 585文字

相次ぐマスク着用「拒否」のトラブル 電車やバス、お店で拒んだらどうなるの?

東京新聞 特報Web

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

ありがとうございます。いただいたサポートはさらに読み応えのある記事にしてお返しします!

ありがとうございます! 励みになります!
2
東京新聞で半世紀以上続く名物ページ「こちら特報部」の記事を配信します。モットーは「ニュースの追跡」「話題の発掘」。無料公開の公式サイト「東京新聞 TOKYO Web」https://www.tokyo-np.co.jp では読めない記事がここにはあります。

こちらでもピックアップされています

新型コロナウイルス
新型コロナウイルス
  • 36本

新型コロナウイルスに関連する問題を「こちら特報部」が多角的に掘り下げます。