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このまま7月に台風が来なければ1951年に統計取り始めて初 なぜ少ないの? 九州豪雨や長梅雨との関係は?

(2020年7月28日東京新聞に掲載)

 もうすぐ8月だが、今年は現時点で台風の発生が記録的に少なくなっている。6月の台風2号以来発生がなく、このまま7月中がゼロなら1951年に統計を取り始めて以来初めてとなる。被害が少なくなるなら良いが、このまま台風は減るのか。九州などの7月豪雨や長梅雨との関係はどうなのか。専門家に聞いた。(片山夏子)

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台風15号の強風で電柱が倒れ、停電が続く千葉県南房総市富浦町地区 =2019年9月12日撮影

台風の年間平均発生数は26個


 気象庁によると、台風は北西太平洋か南シナ海に存在する熱帯低気圧で一定以上の風速に発達したものを指す。1年に平均26個発生するが、今年は5月12日にフィリピン東海上で1号が生まれ、6月12日に南シナ海で2号が発生しただけだ。


 現在、ハリケーン「ダグラス」が米国・ハワイ諸島に接近中。勢力を保ったまま北西太平洋に入ると台風に呼び名が変わるが、同庁予報課の笠原真吾氏は「勢力があまり強くないので、台風にならない可能性がある」とみる。1~7月の発生数が二個のままだと、最も少なかった98年の1個ほどではないが、54、75、2010年の3個を下回ることになる。

インド洋の海面が温まると台風が少なくなる


 なぜ台風が少ないのか。気象情報会社ウェザーニューズの広報担当者は、インド洋の海面水温が平年より高いことを挙げる。

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このまま7月に台風が来なければ1951年に統計取り始めて初 なぜ少ないの? 九州豪雨や長梅雨との関係は?

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