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東京都知事選 野党共闘 まがり角  票を食い合えば共倒

(2020年6月18日東京新聞に掲載)

 十八日告示の東京都知事選に、「れいわ新選組」の山本太郎代表が立候補を表明した。自民・公明の国政与党から実質的支援を受けた現職・小池百合子氏の優勢が見込まれる中、立憲民主党など野党は宇都宮健児氏を支援するが、山本氏の出馬により野党票は割れる公算大だ。常々、野党勢力の結集を訴えていた山本氏が、なぜあえて立候補したのか。野党共闘という枠組みは限界を迎えたのか。(中沢佳子、安藤恭子)

「一本化は諦めてください」

 「一本化したほうがいいじゃないかという人も、いるかもしれない。諦めてください」


 十五日、れいわ新選組の山本太郎代表は、東京・永田町の参院議員会館で、都知事選への出馬会見を開き、半ば突き放すように野党共闘をきっぱり否定した。


 野党勢力の結集を常々訴えていた山本氏。会見序盤に語ったのは、候補一本化に向けた野党内の模索だった。まず、立憲民主、共産、社民が支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏と、三月と五月に二回、二人きりで会談した際のやりとりを紹介。山本氏が立候補する可能性を伝えると、宇都宮氏は自らも出馬の考えを口にし、「(山本氏も)出ればいい。それぞれの政策を選挙で主張するのは、政策提案の意味でも重要だ」と返したという。

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