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「核のごみ」受け入れる?戸惑う風と海産物の町、背景に洋上風力発電構想

(2020年8月25日東京新聞に掲載)

 寿都(すっつ)町。北海道西部の日本海に面した人口2900人の小さな港町が揺れている。原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査に手を挙げることを検討していると分かったからだ。どんな町なのか。大騒ぎになると分かっていながら、なぜ核のごみに関わろうというのか。町を歩いた。(大野孝志)

ホッケ漁獲高で日本一にも

 「こんな町の目の前でホッケを取れる所なんて、他にあるか?」。漁師一戸貴光さん(37)が、寿都湾を見ながら胸を張る。地元の沿岸定置網でのホッケの漁獲高は、10年ほど前に日本一になった。だが、一戸さんの笑顔は「核のごみ」の話になると一瞬で曇る。「町からまだなんの説明もない。訳が分からん。日本全体の問題だとは思うけどさ」

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「核のごみ」受け入れる?戸惑う風と海産物の町、背景に洋上風力発電構想

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