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戦没者の遺骨眠る沖縄本島南部の土砂を基地建設に…広がる批判の声

(2020年10月20日 東京新聞に掲載)

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に、太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地だった沖縄本島南部の土砂を使う防衛省の計画が明らかになった。戦後75年が過ぎても多くの遺骨が残る土地の土砂で、新たな軍事施設を造ることになる。地元では「戦争のための基地に使ってほしくない」という声が高まっている。(佐藤直子)

軍事基地に遺骨…戦没者への冒瀆

 「戦没者の遺骨がまじった土砂を軍事基地建設に使うなんて、死者への冒瀆(ぼうとく)です」

 沖縄戦犠牲者の遺骨を30年以上収集してきたボランティア団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(66)=那覇市=は憤る。

旧日本軍の陣地壕の周辺で遺骨を収集する具志堅隆松さん=昨年9月、沖縄県糸満市で(奥間勝也さん撮影)

旧日本軍の陣地壕の周辺で遺骨を収集する具志堅隆松さん=昨年9月、沖縄県糸満市で(奥間勝也さん撮影)

 防衛省は4月、公有水面埋立法に基づく設計変更を県に申請。この中で、埋め立てに使う「岩ズリ(土砂)」の採取地として、現行計画にない「南部」や「宮城島」「宮古島」「石垣島」「南大東島」が追加された。

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戦没者の遺骨眠る沖縄本島南部の土砂を基地建設に…広がる批判の声

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