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今は「第2波」ではないのか 危機を認めない政権、Go Toより必要な政策

(2020年7月22日東京新聞に掲載)

 各地で新型コロナウイルスの感染者が次々と確認されているのに、政府関係者があまり口にしなくなった言葉がある。2回目の流行期を指す「第2波」だ。第1波が収まった時、閣僚らは「いずれ第2波が来る」と危機感をあおった。医療関係者からは今、まさにそれが来たという声が上がっている。必要なのは対策の強化。「Go To トラベル」をやっている場合ではない。(中山岳、榊原崇仁)

止まらない感染 4月中旬と同水準

 「いまだ重症者の数も少なく、医療提供体制は確保されている」。西村康稔経済再生担当相は17日の記者会見で、こんな認識を示した。東京都内で感染者が急増した10日には「全国的かつ急速なまん延の恐れにはあたらない」と発言。5月21日の国会で「第2波は必ず起こる」と警戒していたはずなのに、最近は慎重な言い回しに終始している。

 菅義偉官房長官も20日に「感染拡大の防止と社会経済活動の段階的な再開を両立させていくのが政府の基本的な考え方」と強調。安倍晋三首相にいたっては1カ月以上、記者会見をしていない。

記者会見する西村経済再生相(手前)と東京都の小池百合子知事=10日午後、東京・永田町で

記者会見する西村経済再生相(手前)と東京都の小池百合子知事=10日、東京・永田町で

 政府は第2波と認めていないものの、東京を中心に感染者の増加が止まらない。厚生労働省によると、全国で7月20日の感染者数は407人。最近は500人を超える日もあり、緊急事態宣言が全国に拡大する直前の4月中旬と同水準だ。

 都内に限ると7月2日の感染者が107人で、2カ月ぶりに100人を突破。9日は224人、16日は286人と1週間ごとに増えている。ただ、全国の入院者数は15日時点で1717人。これに対し各都道府県が医療機関に確保した病床は19496。確かに、まだ余裕はあるように見える。

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